子育てに正解なんてないだろ!
こんにちは、北原しゅふです。
フジテレビで放送されているホンマでっかTVという番組をご存じでしょうか?
その番組に出演している「植木理恵先生」がこの本の筆者です。
本の表紙に書かれていたのは、衝撃的な文章でした。
昔から、「子育てに正解はない!」という言葉がありますよね?
でも、この本では「科学的な正解がある」と断言しています。
植木理恵先生は、
と言っています。
でも私は、いくらエビデンスに基づいているとはいえ最初は、疑いの目で本の表紙を見ていました。
子育てに正解なんかあるはずないじゃん。正解があったら苦労しないよ。
そもそも子育ての悩みは、そんな簡単には解決できるものではない思っていたからです。
しかし、私の子育ての悩みの多くを解決できたのです。
たった本1冊で。
子育ての悩み、ストレス、イライラを解決
子育て中のママやパパは、解決できない悩みと毎日戦っていますよね。
・どんな風に育てていったり、声がけをしたらいいのかわからない。
・イヤイヤ期ってどう接すればいいの?
・誰か!子育ての解決法があるなら教えて!
・この状況をどうにかしたい!
・毎日怒っていて疲れた
・いつもニコニコしているママになりたい!
たくさんの悩みを抱えながら日々子育てを頑張っていると思います。
私も、ほぼワンオペだったこともあり、子育てに行き詰ったことが何度もあります。
いつもイライラして子どもに優しくできない。そんな自分に自己嫌悪になり、落ち込む。毎日その繰り返し。そんな負のスパイラルに陥っていました。
このままではいけない!この負のスパイラルから抜け出すには、やはり自分自身で知恵を付けるしかない!
私は、ありとあらゆる育児書を読みあさりました。
育児書が溢れかえっている世の中で、心が豊かになったのは、たった数冊の本だけでした。その中の一冊が今回紹介したい本です。
本を読んだ後は、「もっと早くに知りたかった!」が溢れていました。
頭の中のモヤモヤがとれ、心がとてもスッキリしていました。
そして知恵をつけると、子どもに優しく接することができたのです。
賢い子とは一体どんな子どもなのか
植木理恵先生が、心理学の知見からまとめた賢い子とは主に下記の子の事を指します。
- 弱い人の味方になれる子
- 自分の意見を持てる子
- それをきちんと表現できる子
- 他人を心から応援できる子
- 素直な夢を描ける子
- 前向きな心で人生にトライできる子
最初は否定的な感情から入った私も、賢い子の定義を見た時に、一瞬にして心をわし掴みにされてしまいました。
賢い子とは、お勉強ができたり、IQが高いという事ではないんだ!
それからは、時間を忘れるくらい没頭して一気に読みふけてしまいました。
IQが高くなるだけのような本だったら読んでも心に響かなかったかもしれません。
植木理恵先生は、
やさしさと愛情に満ちた、社会とともに生きる賢者に育ててほしい
この本が一貫して訴えている事です。
私もそんな風に子どもを育てたいわ。
子どものやる気スイッチ
子どものやる気スイッチどこにあるんだろう?
なんてCMが昔流行りました。
子どものやる気スイッチさえ見つかれば、子育てがラクなんだけどなって親の誰もが思う事だと思います。
でも、どうやってやる気スイッチを引き出すような声がけをしたらいいのか、なかなかわからないですよね?
この本を読んで、親の声がけ次第で、子どもの行動は大きく変わることを私自身実感する事ができたんです。
子どもの生まれ持った性格には4つの個性があると言います。
- 内向的×情緒安定型
- 内向的×情緒不安定型
- 外向的×情緒安定型
- 外向型×情緒不安定型
よく言われている、消極的だから内向的、明るいから外向的という見解とは異なります。
本の中で自分の子どもが、どんなタイプなのかがわかります。
例えば、本の診断結果でうちの息子は穏やかな「内向的×情緒安定型」という事がわかりました。
このことがわかると、タイプ別によって親の接し方や声がけがの仕方がわかります。
うちは、「内向的×情緒安定型」に適した声掛けをする事で子どもの反応が全然違います。
ついつい、こんな言い方をしていませんか?
いかげんに、早くしなさい!早くやっちゃいなさい!
この言い方を、「内向的×情緒安定型」にあった言い方に変えて言ってみます。
例えば
- 早く課題をはじめなさい!
- 4ページ終わらせたら、ゲームをしてもいいよ。
「内向的×情緒安定型」のうちの子どもに合った声掛けをすると、課題のとっかかりが早くなるのです。
子どもにどんな声をかけたら、やる気スイッチが入るのかがタイプ別でわかります。
早期教育の効果はかなり怪しい
早期教育については、関心が高い方が多いと思います。
とにかく早い段階から〇〇を習わせた方がいい!という情報がたくさん溢れていますね。
しかし、早期教育が必要というエビデンス自体が少なく
むしろ早期教育による弊害の方が数多く着目されていると言います。
英語の早期教育は「考える力」を弱める
よく英語の早期教育をするとLとRの発音ができるようになるから英語を習わせたいなど聞きませんか?
私も早くから英語を習わせた方がいいのかなと思っていたのですが、うちは「日本語をきちんと学ばせたいな」と思い、たまたま習わせませんでした。
早期教育は脳にとってはマイナスの事も多いと言います。
物事にはいろいろな側面がありますよね。
みんなが早期教育をしているからうちもする!というだけではなく、
早期教育の違う側面も知っておいた方がいいかなと思います。
キレるのはコミュニケーションがうまくいかないから
- すぐかんしゃくを起こす
- ある日突然キレる
この2つには必ず意味があると言います。
子どもがかんしゃくを起こしたり、キレるのを防ぐには、
コミュニケーションの仕方や親子の会話の仕方にポイントがありますります。
この本を読むとどうなるのか
子育ては一つの問題が、やっと解決したと思った束の間、また新たな問題が次から次へと出てきますね。
例えば下記のような感じの問題です。
- おもちゃの与え方
- 子どもに自信を付けさせるにはどんな風に褒めたらいいのか
- ペットを飼うとどうなるか
- 習い事や塾の本質的なメリットはなんなのか
- 4、5歳まで続くイヤイヤ期の接し方
- 反抗期はどんな時期なのか
- 子どもがウソをついたらどうする?
- 子どもをどう怒ったらいいのか
- 子供が泣いている時はどうすればいいのか
- 一人っ子ってどうなの?
- 勉強への促し方
このような事はどのご家庭でも迷うことが多いと思います。
上記に挙げたものはほんの一部なので
この本には人それぞれの子育ての悩みを解決してくれることが書かれていると思います。
そして幅広い年齢の子育てにも活用できます。
私はこの本を読んで、実際に日常で使用できる声掛けの方法がわかり、子育てがとてもラクになりました。
でも、人はすぐ忘れる生き物です。
私は「なんか最近また怒りっぽいな。感情的になっているな。」と思ったら、本を読み直す事にしています。
それくらい何度も読み込んでもらいたい本です。
子育てに悩んで日々辛い思いをしている。いつもイライラしている。子育てが楽しくない。
そんな人はこの本を読むと少しラクになりますよ。
まとめ
告白しますが、私は息子が小さかった頃、子育ては楽しいと思った事は少なかったように思います。
息子はやんちゃで好奇心が強く、とても手がかかったから。
今なら息子の性格は、悪いことではなく、むしろいいことだと分かります。
昔の私は冷静に物事を見たり、考えられる余裕はありませんでした。
しかし、今まであまり楽しいと思えなかった子育てを、今は楽しいと感じています。
多くの本たちに助けられてきましたが、もっと早くこの本に出会っていたら、子育ても相当ラクになったのになと思っています。
今たくさんの悩みと戦っているママとパパ。
子どもの事を思って改善したいと思っている、そこの素敵なママとパパ。
この本はきっとあなたの助けになってくれるはずです。
それではまた( ´ ▽ ` )ノ