子どもが空手の習い事で身についた効果やメリットは8つ!費用は?頻度は?何歳から?

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北原しゅふ

心·技·体は素晴らしい言葉です。

こんにちは、北原しゅふです。


にゃんこ

・色々な習い事があるけど、なんで空手を選んだの?

・空手を習うとどういう効果があるのかな?

・メリットやデメリットも教えて欲しいな?

・空手を始めたいけど、何から決めたらいいの?

そろそろ何か習い事をさせたいけど、何がいいのかな?

と習い事について考えている親御さんもいると思います。

空手を習わせたいけど、どういう感じなのかな?続けられるかな?

など、空手を習わせるか迷っている人もいると思います。

空手はとてもおすすめです。

身体能力だけではなく、得られるものがたくさんあるからです。

空手は男の子だけではなく、女の子も比率は少ないけどいますよー。

空手には、子どもの心を育てる上で大切ものが、たくさん身につきます。

実際に子どもに空手を習わせるとどうなの!?何から決めればいいの?月謝はいくら?何歳から始められる?メリットやデメリットは?などの疑問や体験談を、経験者の親がお話したいと思います!

目次

初めに決めること

まず初めに、空手を子供に習わせたい!と思っている親御さんに、最初に決めなければならなないことがあります。

それは

  1. フルコンタクト空手
  2. ノンコンタクト空手(伝統空手)


この2択を決めます。

フルコンタクト空手

  • 打撃の仕方:相手を倒す直接打撃する
  • 有名なところは、極真会館、極真館、新極真会

ノンコンタクト(伝統空手)

  • 打撃の仕方:直接は打撃せず寸止め。有効なポイントを取る打撃の仕方
  • 四大流派は、松濤流、糸東流、剛柔流、和道流

下記のYouTubeはフルコンタクトとノンコンタクト(伝統空手)の違いがよくわかります。

フルコンタクトVSノンコンタクト(伝統空手)

YouTubeにフルコンタクトVSノンコンタクト(伝統空手)の動画は他にもあります。気になる方はチェックしてみて下さい。

先にお伝えしますが、我が家はノンコンタクト(伝統空手)を選びました。

理由

  1. ノンコンタクト(伝統空手)は、オリンピック種目であること。←出る出ないは別にしてw
  2. 伝統を重んじているところ。伝統という言葉が大好きなのでw
  3. 防具を付け、寸止めであること。
にゃんこ

え?フルコンタクト空手はオリンピックに出られないの?

全空連(四大流派)および世界空手道連盟のルールに基づいて「寸止め」のルールを用いた試合の形式になっているからです。先ほども言いましたが、フルコンタクト空手は直接打撃して相手を倒すので、オリンピック出場は難しいということです。


ちなみに有名ですが、横浜流星くんはフルコンタクト空手をやっていましたね!
オリンピックは難しいですが、空手世界大会などもあります。横浜流星くんは2011第7回国際青少年空手道選手権大会13・14歳男子55kgの部で優勝しています。

横浜流星くんに話がそれましたがw

我が家は上記の理由からノンコンタクト(伝統空手)を選びましたので、ノンコンタクト(伝統空手)に焦点を当ててお話していきたいと思います。

流派を選ぶ

ノンコンタクト(伝統空手)を選んだ場合、次に選ぶのが流派をどれにするかになります。
先ほども言いましたが、有名な四大流派は以下です。

  1. 松濤流(しょうとうりゅう)
  2. 糸東流(しとうりゅう)
  3. 剛柔流(ごうじゅうりゅう)
  4. 和道流(わどうりゅう)


我が家の場合、まず家の近くの空手教室を調べ、HPや実際に見学に行き剛柔流に決めました。
子どもが空手を習う場合、流派も大切ですが、

やはり先生との相性や稽古場の雰囲気なども大切になってきます。

じっくりお子さんと会話を重ねながら決めていきましょう。

空手の内容

空手の競技は

  1. 組手(くみて)
  2. 形(かた)

この2つがあります。

簡単に言うと、組手は打ち合い。形は演武です。
両方習います。
組手のルール等はすべての流派で一緒ですが、形は流派や教室によって習うものが変わってきます。

組手(くみて)

形(かた)

実際どんな練習をしているの?

空手の練習は、準備運動から始まり、その場の基本の反復練習(正拳突き、打ち込み等)などの組手(打ち合い)の練習と形(演武)の練習になります。基本はこんな感じです。

すべてにおいて共通することは

コツコツ地道にです。

空手はいつからできるの?

うちの教室は5歳くらいから始める子が多かったように思います。ちなみに我が家は小1からでした。
小3からの子もいましたし、小6からの子もいました。5歳くらいが多い中、年齢が大きくなってからくる子の場合「自分からやりたい!」と言って自主的に入ってくる子が多いです。もちろん低年齢で自分からという子もいると思いますが、ほとんどは親が「習わせてみたらどうかな??」って感じで教室に通わせるパターンが多いです。

空手の頻度や費用はいくら?

うちの教室の1ヶ月の月謝代は、

  1. 週1回は3,000円
  2. 週2回になると5,000円でした。

そのうち週に1回は大人の黒帯の方たちと練習することができました。(級が上の子だけ)

土曜日には全空連などの大会があったり、昇級審査(普段練習している道場とは別)が行われたりしました。

頻度や費用は教室によって異なると思いますので、あくまでもご参考までに。

月謝以外で空手にかかる費用は

うちの道場は道場で買うことができましたが、ご自分でそろえる場合は参考にしてみて下さい。

  1. 道着代
  2. 防具代、
  3. 昇進試験代(組手と形で2,000円)
  4. 級が上がった場合の帯代(1,000円)

※道着は少し大きめを最初に買い、袖と裾を軽く裾上げして着ました。何度も買わずにすみます。裾や袖を折って針と糸でまつっても問題なく着れます。

道着と帯(茶帯)

メンホー

※ミズノから通販での販売が禁止されております。
現在は、全国でネット通販にてご購入する事が一切出来ません。

胴につける

サポーター

こちらは試合で使う公式サポーターになります↓

すねにつける

足の甲につける

後、これらを入れるバックが必要になります。

ボストンバックなんですが、45Lで上記と着替えが全て入ります。

こちらも使っている子が何人かいました。50Lになります。

2wayタイプのボストンバッグのいい所

  • 手提げにも、リュックにもなる2wayタイプであること
  • 防具一式、道着、タオル、水筒、着替えがすべて入る
  • 子どもでも背負える

少々お高く感じますが、小学校の泊まりの旅行(臨海学校、修学旅行など)にも使えます。
我が家はずっと使っていますが、壊れていません。

空手の効果やメリットは8つ!

  1. 礼儀礼節が身につく
  2. 人前に立つ経験ができる
  3. 護身用になる
  4. 挫折が経験できる
  5. 自分に打ち勝つ強さが学べる
  6. 集中力が高まる
  7. コツコツする力が身につく
  8. 様々な年齢の人と練習できる

それぞれくわしく解説していきます。

礼儀礼節が身につく

武士道は礼に始まり礼に終わります。
うちの空手は、道場に入る前に一礼、先生や黒帯の人には、「押忍」と頭を下げて挨拶をします。
道場を出る時も、道場に向かい一礼。

挨拶ができるようになり、年上の人を敬い尊敬するという事が身につきます。

小学校から中学校に入ると、いきなり上下関係が出てきますよね。目上の人に対しての言葉遣いや態度が、小さな頃から身につける事ができるので、直ぐに対応できます。

人前に立つ経験ができる

先ほども言いましたが、空手には組手(打ち合い)と形(演武)があります。

大勢が見ている中で、ほとんどの目線は2人の選手(形の場合は3人もあり)に向けられます。

小さいうちから、大勢の人前に立つという経験ができるのはとてもいい事だと思います。

人前に立つ経験を繰り返す事で、学校、または社会に出た時、人前でも堂々とする事できるからです。人前でいきなり話せと言われて、できる人も中にはいると思いますが、「緊張して内容が上手く伝えられない。」とう人がほとんどだと思います。社会に出て人前で話す機会がある時に、
小さい頃から人前に立つことに慣れている人は、いきなり経験をする人よりも有利だと思います。

護身用になる

学校でいじめにあったり、理不尽な理由で、裏路地に連れ込まれて絡まれる事もあるかもしれません。

そんな時、自分の身は自分で守れるようにして欲しいと親御さんなら思いますよね。

もちろん喧嘩をして欲しいわけではないけれど、基本の組手(打ち合い)などを経験している子と、ただ喧嘩をする子とでは、殴り方やよけ方に大きな違いが現れます。

実際の空手の試合を生で見ると、あまりの迫力に圧倒されると思います。

これは素人は到底敵わないなと納得すると思います。

挫折を経験できる

挫折ってデメリットじゃないの?と思った方もいるかと思いますが、年齢が上になってからする挫折よりも、

小さなうちから挫折を経験している方が、後々子どもにとってプラスに働きます。


例えば、いきなり夢を壊すようで申し訳ないのですが、実際空手を習う子のほとんどはオリンピックに出るような選手にはなりません。強化選手が集まっている所だとあるかもしれませんが、家の近くに全国大会1位を輩出しました!って所は少ないと思います。
どんな習い事でもそうだと思いますが、大会などで1位になったり、プロになって活躍している子はほんのひと握りです。
空手の試合はトーナメント制で金銀銅と順位がつくのでほとんどの子は負けるという、挫折を経験します。


先ほども言いましたが、この挫折の経験がとても大切なのです。
テストや受験、社会に出た時など、人生は失敗や挫折の繰り返しです。


そして歳を取ればとるほど、挫折への恐怖感が増し一回の挫折のダメージが大きいですよね。
ずっと順調に人生を歩んできた子が、1度の失敗で引きこもりになって社会に適応出来なくなるなどよく聞きますよね。

スポーツ全般に言えることですが、小さいうちに挫折をたくさん経験でき、その経験を次に生かせるような思考や強い心を作っていくのにはとても良い環境だと思います。

自分に打ち勝つ強さを学べる

先ほど、ほとんどの子は挫折を経験するとお話ししました。

挫折を経験することは大切なのですが、挫折して終わり!ではなく、挫折をする中でいかにそこから学び、自己分析する力を身につけ次にいかすことができるのかが、大切になってきます。

帯の色が変わらない(級が上がらない)、試合に負ける経験をすることで、

他人だけではなく自分自身と向き合うことが課題になってきます。


人のせいにはできない、責任は自分自身にある。そこは個人戦の強みなのかなと思います。

  • 自分自身と向き合い自分に打ち勝つ思考の訓練ができます。
  • 他人と自分を比較する事は大切ですが、あの子は〇〇だからとマイナスに比較するのではなく、相手と自分を比較して自分に足りないものは何なのだろうかと、比較研究する思考も身に付きます。



ただそれには、親のフォローが絶対に必要になってきます。
子どもの気持ちに寄り添い心のフォローをしながら、

自分に打ち勝つことを繰り返し教えていくことが大切です。

集中力が高まる

空手の形は、頭からつま先、指先一本にまで神経を研ぎ澄ませて、一つの一つの動きを丁寧にし、静と動を意識しないとキレイな形にはなりません。それにはものすごい集中力が必要です。

組手においても、相手をよく観察し、相手はどう攻めてくるのか、自分はどう攻めていくのかを一瞬にして見極めなければならず、やはり集中力が必要です。

勉強をするにもやはり集中力は重要ですよね。

日々、空手の練習をすることで集中力を高める鍛錬ができます。

コツコツ物事に取り組む力が身につく

新しい形を覚えたり、攻撃の仕方を覚えたりももちろんしますが、空手は地道な基礎練習が基本です。

どんなに上の段の黒帯の人でも基礎練習を日々みっちりやります。

例えば、形は微調整しながらキレイな形になるように何度も何度も同じ形を繰り返し練習します。

子どもはなかなかコツコツ物事をこなすことが不得意そうに思いますが、そんなことはありません。

周りもコツコツ頑張っているのでその環境が普通になります。

また、新たな形を覚えられることも喜びの一つになります。コツコツ練習することで新たな形が教えてもらえるのでそんな相乗効果もあって、さらにコツコツ頑張ります。

様々な年齢の人と練習できる

空手のメリットのひとつに、上の階級の人(黒帯)と一緒に練習ができるということが挙げられます。


教室にもよると思いますが、うちは週2回の練習のうち、1日は大人の黒帯の人と一緒にみっちり練習できる日が設けられていました。

上の人と練習をする事で、

憧れを抱くとともに、世の中には自分よりも強い人がたくさんいるということを知る経験ができます。

黒帯の人の演武を見ると、力強さ、また、強さの中に美しさとしなやかがあります。
そういった一流のものを小さな頃から、間近で見られる環境はとても素晴らしいです。

空手のデメリット

ケガのリスクがある

フルコンタクト空手は直接打撃なのでケガも多いと思いますが、ノンコンタクト(伝統空手)は寸止めですので、フルコンタクト空手よりはケガは少ないと思います。
うちの教室でケガが出た子の場合は、正直今までで1人しか見たことがありませんが、たまたま鼻にあたってしまい鼻血を出したというものでした。


後はケガとは違うんですけど、うちの息子や周りの子も成長痛などで足首やひざなどにサポートしながら練習していたりしました。

親がすること

送迎

習っている流派や場所にもよると思いますが、毎週習い事をしている場所の送迎だけではなく、昇給審査や試合会場までの送迎も必要になってきます。毎週ではありませんが、うちの場合だと遠方の場合は1時間くらいのところもありました。本格的に力を入れている家庭だと同系列の道場を何か所か周る人もいます。

試合の判定のサポート

うちの場合、小さな大会の場合は、試合の判定のサポート(実際の判定は審判や黒帯の人がします。)なども行っていました。

子どもの練習のサポートをする

普段から組手(打ち合い)や形(演武)の練習も一緒にする事も大切になってきます。

空手教室で練習をするだけでは、はっきりいって足りません。


家でも、自主練をしなければなりません。

親も空手の形や空手のルールを知る必要があります。

今はYouTubeでもDVDでもわかりやすいものがたくさん出ていますので、参考にしてみて下さい。

我が家が買ったもの

家が購入したものは廃盤になっていますが、ミットはとても役に立ちました。

精神的なフォローをする

ひとりで頑張れる子も稀にいますが、

ほとんどの子どもは二人三脚でないとなかなか続きません。

これは、全ての習い事に共通すると思います。

子どもと一緒に親も頑張る姿勢を子どもに見せると、子どもも習い事を続けやすいです。


先ほども言いましたが、ほとんどの子は必ず挫折をするので、その時は、他人を敬い自分に打ち勝つことの大切さを繰り返し教えていくことです。

親の方も上手い人の組手や形を間近で見ているので、目が肥えていきます。
よく子どもを観察し「〇〇の所がかっこよくて本当によかったよ!」と

よく観察していないとわからない所を、たくさん褒めてあげましょう。

まとめ

空手を習う事で、技術だけではなく、精神面が鍛えられ、「自分自身に打ち勝つ心」を養う事ができます。

他人だけではなく、自分自身と戦うというメンタルの強さが養われます。


1番大切なことは

「他人を敬い自分に打ち勝ち、強い心を持てるようになる事」

親は、肉体的・精神的なフォローをしっかりしましょう。

空手に限らず、習い事は親子二人三脚でやって行くことが重要です。

それではまた( ´ ▽ ` )ノ

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