
・家を建てるって決めたけど何から手をつけていいのかわからない。
・何か事前にすることってあるの?
・最初は住宅展示場に行けば家がたくさんあるから一気に色々わかるわよね?

理想のマイホームを実現しました。
こんにちは、北原しゅふです。
家を建てると決めた時、はて?何から始めたらいいのやら??
予算?家の構造?間取り?など、SNSでいろいろな情報は入ってくるけど
「何から手をつけていいのかわからない!!」
これが最初に思うことじゃないでしょうか。
- マイホーム計画はまず何からスタートすればいいのか
- どういう所に注意したらいいのか
約9年前に注文住宅でマイホームを建てた私が経験談を交えながら順を追って解説していきたいと思います。
すぐ住宅展示場に行けばいいのか?
よく家を建てると決めたら
「直接住宅展示場に行ってハウスメーカーの人にお話を聞けばいいんでしょ?」と思う人もいるかもしれません。
はっきり断言しますが、住宅展示場に最初に行くのは、絶対おすすめしません。
おすすめできない理由とマイホーム計画を決めていく順番をお話したいと思います。
住宅展示場はいい家いい設備が集結した場所
何もないまっさらな状態で住宅展示場に行くと、まず家の素敵さに圧倒されます。ピカピカのおうちに広いキッチン…広いリビング…インテリアも壁紙も設備も、何もかも素敵!
とにかくどれも素敵に見えます。夢は膨らむばかりです。
でも、当たり前なんです。住宅展示場は住宅展示場です。
各企業が競い合ってお客様を集めるため、贅沢なオプションと最上級な設備で作られたものが住宅展示場にある家たちです。
それは素敵なお家が並んでいます。売る側の立場から考えてみれば当然のことですよね。買ってもらうために最高なものを揃えるのは当然です。
まっさらな状態で住宅展示場の素敵な家たちを見ると必ず夢見心地になります。
しかしこれが住宅展示場マジック!!マジックは楽しいですが、このマジックに最初にかかってはいけません。後でものすごく後悔します。
マイホームに夢を見るのは当たり前だと思いますが、家は夢ばかりでは建ちません。
しっかり両目を見開いて現実を見ていかなければなりません。
マイホームを建てるという事は…
現実と夢とのバランスを上手くとりながら取捨選択をして行く作業の連続だからです。
営業の人は住宅を契約させるプロです。
当たり前ですがお話も上手です。まっさらな状態で営業の人の巧みなトークを聞くとなんて知識豊富なんだろうと全て鵜呑みにしてしまう事が往々にしてあるからです。それどころかそのまま契約してしまうこともあります。
住宅は必ず他社と比較する必要があります。
だってそうですよね。同じような造り、設備、建物ならお安い方がいいですよね。もし仮に100万だとしてもどえらい金額ですよ100万って!住宅展示場に行ってすぐ契約するとそれが普通にありえますからね。恐ろしいですよ。
まずは自分で住宅の事を勉強して、いろいろ比較検討してから住宅展示場へ行くべきだと思います。
それでは何をしたらいいのかを説明していきます。
具体的に初めにするべきことは4つあります。
- 自分が建てたい家をイメージする
- どんな間取りにしたいか具体的に決める
- 予算計画を立てる
- 土地探しをする
自分が建てたい家のイメージを明確にしていく
住宅・建物の本、雑誌、フリーペーパー、広告、SNSなど自分が好きな感じのものをどんどん選んでいきます。住宅でなくても構いません。
例えば…
- 白を基調とした家が建てたい
- ○○CMの家みたにしたい
- この間見た有名人の部屋のようにしたい
- ホテル仕様にしたい
- 映画で見たあの家に憧れる
- インスタのこの感じが好き
- 持っている好きな雑貨や家具に合う家にしたい
など
なんでもいいので好きなもの自分のマイホームに取り入れたいものを集めます。
最初のこの部分が実はとても大切です。
マイホームを計画して現実ばかりに目がいくようになると、だんだんよくわからなくなってくることもあるからです。
でもこの最初の軸がしっかりしていると、「そうだ、こういう家に住みたかったんだ。」と原点に戻ることができるからです。
どんな間取りにしたいか
間取り、生活動線・家事動線の詳しい決め方は
- 生活動線+アルファ
- 家事動線+アルファ
この2点に重点を置くと自分にあった間取りがわかります。
詳しくは下記の記事に書いてあります。
予算計画・土地探しをする
- 頭金はいくらにするのか
- 月々いくら返済できるのか
- マイホームにどのくらいの予算をかけられるか
など
この段階に来ると、もう決めることがたくさんありすぎて頭がパニックになりそうですよね。
こんなに決めなきゃいけないことあるの!?もう直接ハウスメーカー行っちゃった方が早くない?
行っちゃお!!行っちゃお!!(ヤケ)
上記のステップを大幅に短縮できる方法がありますよ。
究極の時短アイテム
家づくりはとにかく決める事がたくさんあり時間や労力もたくさん使います。
「一生の買い物だから全てのハウスメーカーを比較検討したい!」と思う人もいるかもしれませんが
現実的にはなかなか難しいと思います。でもどうにかしたい!

・さっきいろいろ比較検討したほうがいいって言ってたよね?
・何かいい方法ないの?
色々比較検討したい!!!だからといって各会社一社ずつを訪問して、間取りを頼んで予算まで出してもらうと断りずらいし、後には引けなくなる。
他社の比較検討、家でもできるんですよ!
なかなか時間が取れない人もこれは本当に便利!
一括資料請求でできることはこちらです。
- 間取りプランを作成
- 多数の間取りを比較検討
- 費用の提案
- 土地探しの提案
上記の4つが家にいながら網羅できるのが一括資料請求です。
これは使わないてはないです。神かよって感じです。
マイホームのおおよそのデザインやイメージが決まったら資料を一括で請求します。

・でも…これだけしてくれたらいくらかかるの?
・頭金にお金を使いたいからできればお金を使いたくないだけど…
一括資料請求はすべて無料!なんてすてきな響き。
ウェブ上の申し込みページから必要な情報を入力すれば簡単に請求できます♪
ポイントは、できるだけ細かく入力する事と、セールスの電話が嫌ならそれも記載する事です。
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住宅の勉強はかかさずにする
資料が来る間も同時進行で住宅について自分でも勉強をします。
家の構造、間取り、生活動線・家事動線、お金の事などとにかく住宅についてたくさん勉強します。
色々調べる事があって投げ出したくなる時もあると思います。
でも、マイホームは一生の事です。
ほとんどの人が一生に1度の大きな買い物に何十年も住むことになります。
日用品や家電を買うのとはわけが違いますよね。プロの人に相談したりコミュニケーションをとるのは大切ですが、プロの人に全てを任せ切りにするのは絶対にいけません。
必ず自分で住宅について勉強して情報をたくさん収集する事です。
これを読んでいるあなたはたくさん勉強しているところでしょう。いい調子です♪
私は自分の理想や暮らしに合う間取りがなかなか見つからなかったので自分で間取りを作りました。営業の人の決め方についても触れており、こちらの記事に詳しく書いてあります。
一括資料が手元にきたら次にする事
一括資料がきたら、自分の理想の家を実現してくれるハウスメーカーを絞り込んでいきます。
自分のイメージに近いハウスメーカーに目星をつけ、ハウスメーカーのホームページや口コミを集めます。
検討していく中で感じがいいなと思うハウスメーカーに実際に行きます。
うちは隣県の工務店で注文住宅を建てました。
詳しくは下記に書いてありますが、実際に行って担当の方の感じが良かったので第1候補はその工務店でしたが、気になるハウスメーカーにも何社か実際に行きました。
知識がついてきた段階で住宅展示場にも足を運び色々な営業の方ともお話をしました。
資料だけではなく、実際に訪問しメーカーの雰囲気を直接感じ取ることも必要です。
色々なハウスメーカーや住宅展示場に行って
やはり第1候補の工務店がいいと更に決心がかたまり契約しました。
他のハウスメーカーに決めなかった理由、第1候補の工務店に決めた理由は下記の通りです。
他ハウスメーカーに決めなかった理由
- 質問した時に営業の人の知識不足が露呈した。
- ハウスメーカーの雰囲気自体が良くない。
- ハウスメーカーがいつでも人材を募集している。(会社の人の入れ替えが激しい。)
- 他者のハウスメーカーの担当者が以前のお客様に対する愚痴を言った。
- 営業の人の態度が良くない、または自分とは合わない。
- 営業の人が自分の価値観を押し付けてくる。
- 契約を急かす
- 話に耳を傾けない
など
知識不足や他の家を実際に建てたお客様の愚痴を言うのはありえないと思いますが、実際にそのような営業さんもいました。
その時点でもうここはないなと思っていましたが、実際に出してもらった金額も第1候補より高かったので候補からすぐに外れました。
人材を常に募集していたり、人材の募集要項にみんなで頑張ってますみたいに写真が掲載されている所は会社として入れ替えが激しい所が多いのでやめました。
家は建てたら終わりではなく、アフターケアもあったり長く付き合っていくこともあるからです。
お客様に対する言葉遣いや態度だけではなく、営業さん同士のしゃべ方や対応の仕方もよく観察しました。
隣県の工務店に決めた理由
営業の人が常にお客様ファースト
まずはじめに訪問した時に、しつこく営業するでもなく、無理やり契約に持っていくでもなく、そんな態度や言葉はひとつも出さず、担当の営業さんが今まで担当した家や間取りの写真をたくさん見せてくれました。
しかもそれが本当に色々なタイプの個性的な家がありましたが、それぞれの家に対して思い入れがある様子が担当の営業さんからとても感じられました。
当たり前ですが悪口もお客様の愚痴も言いません。
ただ楽しく今までのお客様のお家を丁寧に説明してくれました。
家の構造についてもミニサイズの2重サッシに熱い照明を当て熱が伝わらないことなどを体験させていただき、説明もきちんとしてくれました。
後は、実際に担当の営業の方も自分の工務店で家を建てていたことなどです。
お客様の話にきちんと耳を傾ける
うちの場合、私が間取り設計シュミレーション作ったものを見ていただいたのですが
それについても嫌な顔ひとつせずきちんとコミュニケーションをとりながら「ここは構造上こうなるかもしれません。」など丁寧に説明してくれました。
他のハウスメーカーに見せた事もありましたが、少し怪訝な顔をしてないがしろにされたことがありました。
そういう所は往々にして他の対応も良くないです。
先程も言いましたが、お客様の愚痴を何度もこぼしていたのはこのハウスメーカーです。
営業さんのここを見た!
ハウスメーカーや家の工法も大切ですが、担当の営業の人もとても大切です。
営業さんなら当たり前と思うかもしれませんがみんながこのような人ではありませんので、このような人だと何か不安や疑問が会った時でも聞くことができます。
- 清潔感がある
- 知識がある
- 親切で丁寧な説明をしてくれる
- お客様のお話にきちんと耳を傾けてくれる
- 意見をきちんと聞いてコミュニケーションをたくさんとってくれる
- しつこいセールスをしない
営業さんなら当たり前と思うかもしれませんが
みんながこのような人ではありません。

まとめ
最初にハウスメーカーや住宅展示場には行かず
自分の理想の家の情報収集をしてから一括資料請求をする。
比較検討してからハウスメーカーや住宅展示場へ行く。
プロに任せっきりにせず、住宅の勉強はとにかくたくさんする。
営業の人の話す内容、態度、接し方、言葉遣いなどよく観察する。
それではまた( ´ ▽ ` )ノ